某製造業E社様-全世界・各拠点のユーザーID統合プロジェクト

全世界・各拠点のユーザーIDを共通のシステムであるAzureADで一元管理すること

プロジェクト概要

  • 作りこみのシステムで管理しているIDを、AzureADのIDへ移行するプロジェクトとなります。
    全世界共通のシステムであるAzureADで一元管理することで、運用コストの削減を図ります。

お客様情報

某製造業E社様

 

対応内容

【背景・課題】

  • IDを管理するシステムが複数あり、海外個社も多く存在している環境のため、それぞれ個別に行っているID情報を作りこみのシステムで無理やり統合しているような状況でした。
    そのためシステム間連携の途中で出力されたCSVを手メンテする必要があったりと、運用も人依存であったり非常に複雑でした。
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【対応内容】

  • 全世界で共通のID基盤であるAzureADに統合することで、シンプルで安定性のある運用を目指します。
    ただ現行システムが多く連携も複雑なため、一度にすべての仕組みを廃止するのではなく、段階を踏んでAzureADに移行する計画を立てて順次実行していく長期計画になります。
    今回はその最初のSTEPとして、SaaSと連携するポータルをAzureADに移行することで、現行のポータルシステムに払っている高額なライセンスを排除し、さらにより多くのSaaSと連携することを目的としております。
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【苦労した点】

  • 現行のID管理システムの全体構成を把握できている人がいなかったため、まずはそれらの調査を行い、ToBe像への影響範囲を調べるところが大変でした。
    人依存で運用している傾向が強い面もあり、資料に記載がないような情報が後から出てくることが多く、設計の見直しが必要になることも多くありました。
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【成功内容】

  • AzureADにIDを集約することで、各SaaSと連携するためのID属性設定や運用の方法も一元管理することで、シンプルな運用に切り替えることができました。
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【お客様からの声】

  • タイトなスケジュールの中、急な仕様変更などにも柔軟に対応いただけたこと、また移行後も大きな問題はなく、次のSTEPに向けて順調な滑り出しを行えたことなど感謝しています、とのお言葉を頂戴しております。
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